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国吉信人

Author:国吉信人
会社を辞めると同時に借金のことを妻にカミングアウト。
自己破産の手続きで弁護士事務所の扉を開き、現在債務整理の手続中。
元ミュージシャン、某大手レコード会社勤務も担当アーティストはまったく売れず。
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僕がお金を借りた理由
社会に出て16年、その最初の年にアコムから50万円のお金を借りた。 時はバブル崩壊前夜。あれから16年後の僕はどうなったのか?
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5.夢の業界へ
1995年冬、僕は夢の業界へ就職することができた。
レコード会社の制作部だ。それも会社の現場トップだ。
とはいっても新しくできた会社には僕しかいない。

消費者金融への80万の借金はあったが夢と希望と挫折の5年間がここからスタートする。

給料はいくら欲しいかと聞かれたので、勇気をもって「20万円」といった。
ところがそれじゃ少ないから25万円くれるという。
14万円のフリーターが大出世だ!
これで借金も返済できる・・・。

初めての仕事は会ったこともない超有名なアーティストのライブ。
僕はそのライブの責任者だった。
誰も説明してくれないし、まったく理解できないがなんとか自ら名乗り出て事無きを得た。

京都から大阪へ通勤。
給料はまだまだ先だ。
とりあえず返済したばかりのアコムとアイフルのカードには合計2万円の余裕がある。
それを借りて通うことにしよう。

緊張の初日をなんとかやり過ごした。次の日は休み。
二日目の出勤の朝、阪神大震災が起こった。
今振り返るとその後の僕を暗示しているようだった。

2日後から出勤。管理者は僕だから誰も文句はいわない。
なんとなくまわりの別会社のスタッフたちがいることに気付き始めて、仕事らしくなってきた。

ある時僕の雇い主から電話があった。
今すぐスタジオに来い。
ダッシュでスタジオに向かう。
そこにいたのはある大物のアレンジャーだ。
彼のマネージメントをその場で任された僕は、
先日見に行かされたドームのライブでメンバーとしてステージ上にいたその彼と肩を並べて
誰もいないオフィスへ向かって歩いていた。

つい最近までフリーターだった僕は、
お金の価値も、自分の立場も何もわからず、理解できないままに
何百億と稼ぎ出す人たちの渦の中心にいた。

僕の周りには常に僕の横にいるアーティスト目指して、
大量の女の子達がサインを求めてやってくる。
時にはそれを得る為に体当たり的な無謀な計画を仕掛ける奴らもいる。

僕は憧れの世界で、会社のTOPとして彼らと対等、またはそれ以上の自分を演出しなければならなかった。
そんな生活の中で、自分の給料だけでは生活していけなくなっていた。

お金がなくなれば借金を繰り返し、気がつけば
アコム50万、
アイフル50万、
レイク50万

借金は150万円に膨らんでいたが、仕事は順調。
しかし馬鹿な僕は破滅へと向かっていた。

僕が30才になる春だった。
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テーマ:借金回想禄 - ジャンル:日記

4.一回目の完済からなんとなく復活した借金(26歳)
1994年、世の中不景気の真っ只中らしい。
同棲をはじめて3年が過ぎ、僕はまだ夢を見て毎日をバイトとギャンブルで過ごしている。
何の痛みも感じることなく借金を返済した(してもらった)僕は、借金の恐さを知ることもなく、
再び遊ぶ金欲しさにアコムへ向かう。
「何のことはない、5万円だけ借りれば、すぐに返済すればいいさ。」
今思えばここがターニングポイントだった。

気がつけばいつものように借りては返し、返しては借り、あっという間に限度額いっぱいの50万に達していた。
こうなるともう負のスパイラルだ。
次に向かうのはアイフル。
アルバイトだから、限度額は10万でいいです、っていったら30万にしてくれた。
もうこうなると、同じことの繰り返し。
ただし、がんばって滞ることなく返済はしていた。
収入140,000
返済額32,000
家賃78,000円
-------------
残30,000円
という生活だ。

見ただけでやばい額だ。これでタバコに食費に光熱費に遊ぶ金だ。
やっていける訳ないのだが、アイフルの限度額が僕の安心のバロメーターだ。
そんなバロメーターは徐々に減っていき、次の借り入れが必要となるまでにそう時間はかからなかった。

そんな26歳の秋だった。

但し、朗報がひとつ。
就職が決まった。
よくわかんないけど、レコード会社の採用試験を受けて落ちたのに、
そこにいたおじさんが拾ってくれた。
そのおじさんが作った別会社らしい。
経営してくれ・・・だと。

やっと目指していた人生のスタートが切れそうだ。
彼女は疑問を感じつつ、喜んでくれた。

借金総額:800,000円
返済額:32,000円/月

テーマ:借金回想禄 - ジャンル:日記

3.必殺クレジットカード戦法と一回目のカミングアウト
問題はアコムと銀行カードローンへの返済だ。
フリーターなだけに収入が減っている。
遊ぶ金もない。
「そうだ、クレジットカードがあるぞ。」
僕は迷うことなく、返済分の30,000円をVISAカードから借りる。
それによってなかったところからお金が出てきた。
これで返済はOKだ。

しかし、翌月には30,000円をそのまま返さなければならない。
それはクレジット機能を止められる寸前に30,000円を再度引き出し、
そのまま銀行に入れることで、永久ループに持ち込めば何とかなる、と考えた。

そうしてアコムと銀行への返済分の月30,000円がVISAの明細に増えていく。
馬鹿な僕はその場がしのげればよかった。決戦は返済日だ。

そしてVISAカードのキャッシング残高が18万になった時、銀行へ入れるのを忘れた。
決済日を連休のせいで間違ったのだ。
それはカードを一時的に止められる、ということだ。
そしてそれは、アコムと銀行への返済もできなくなる、ということを意味する。

結果的に銀行のカードローンは停止、VISAも無効と化してしまった。
この時に第1回目のカミングアウトだ。

彼女と親に告白。
銀行カードローンとVISAは親に返済分を出してもらうことで、解決した。
そして彼女は、(いつしか社会人になったいたが)だまって僕をアコムに連れて行き、
勉強用に貯金していた50万と利息を払い、完済した。

結果的には僕は痛まない。
何の解決にもなっていない。
そんな適当な25歳の冬だった。

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2.銀行カードローン
僕の借りた50万円をかばんにしまい、終業と共に京阪電車に揺られて京都へ帰る。
京橋駅から終点の出町柳駅まで特急で50分。
不動産屋へ残金47万円を支払って、めでたく新しい我が家を借りることができた。
アコムの人はとてもやさしくお金を貸してくれた。
それも大卒3ヶ月目の新社会人に月給の3倍以上ものお金を即金でだ。

僕の中でその時何かが崩れたのは確かだ。

当時の収支だ。
・給料158,000円(手取り)

・家賃70,000円
・共役費8,000円
・毎月の返済額20,000円
・食費他50,000円

・残10,000円

結局残10,000円と食費他の50,000円の6万が僕の自由に使える金額だ。
タバコも吸う。
飲みにも行く。
パチンコなんかにも行く。
デートでもお金が要る。だって僕は社会人だ。
そしてお決まりのパターンへ突入する。
まず、20,000円を返済して10,000円を借りると、結果的に10,000円だけ返すことと同じではないか、ということに気づく。
だから毎月そうすることで使える金が70,000円になる。

当時僕が使っていた銀行のキャッシュカードには50万のカードローンが勝手に付いている。
だから-50万までが僕のお金だ。
気がつけばその冬のボーナス時期までに?50万に到達していた。
しかし心配することはない。
ボーナスで50万入ってきた。
だからそれで返済し、また僕の口座にはお金がなくても50万円入っている。

そんな生活を続けていた。
但し、このまま会社員としてその会社で働いていれば、何も問題なく返済していた可能性は高い。

ところが僕の夢を現実にする事件が起きてしまったのだ。

当時活動していたバンドに東京のプロダクションから声がかかったのだ。
僕はすぐに会社を辞めた。
ところが、辞めたすぐ後にバンドは解散してしまう。
50万のカードローンも限度に達していた。
この時点で借金100万円。

それでも僕は思っていた。
借金なんてすぐに返せるさ。
そんな24歳の夏だ。

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1.僕と消費者金融との出会い(23歳)
あれは僕が23歳になった夏のことだった。
僕の同棲中の彼女のマンションの契約が7月で終わる。
更新料20万が必要だ。

しかしこのマンションは基本的に女性専用。
なぜか家主には許してもらっていたのだが、いつも心苦しいんだ。
社会人になったばかりの僕はまだ2回の給料をもらったばかり。
ボーナスなんてまだあるわけないし。

何も考えずふらりと尋ねた不動産会社。
御所の横、河原町通りと御所の間の閑静な住宅街。
家賃7万円、保証金40万円の12畳のワンルーム。
即決心。
とりあえず手付の7万を支払い、1週間後の47万円(保証金+1ヶ月分の家賃)は後日支払うということで・・・。

彼女に公衆電話で伝えた。高いと言われたが場所を見て彼女も喜んでくれた。
憧れの場所で憧れのワンルーム。
1週間後に不動産会社から会社に電話があった。
「先日の47万円、いつ入金になりますか?すぐ入金してもらえないと本契約できませんが・・・。」
僕は言った。
「もう少し待ってもらえませんか?」

無理な話だ。まったくあてがない。
学生時代の未払いアパート代30万を親に出してもらい、もう親には頼めない。
同僚に聞いた。
「そんな金貸してくれるとこあるか?」

すぐに会社を飛び出した僕はアコム京橋支店へ向かっていた。

こうして僕の長い借金生活がスタートする。
そして決着はその16年後になるとは予想するはずもない。

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